1月20日、平成29年第百九十三回国会において総理が施政方針演説の中で、次の事項を述べられました。(抜粋)
この中で、JCAPIが推進している国立の航空技術大学(仮称)を創設するために必要な制度改革が盛り込まれました。
今季国会において専門職業大学制度が制定されると、JCAPIの活動はまた一歩前進することになります。
JCAPIは2020年開学を目指して、更なる進化を続けます。

全文

【抜粋】
三 力強く成長し続ける国創り
(地方創生)
地方には、それぞれの魅力、観光資源、ふるさと名物があります。それを最大限活かすことで、過疎化という「壁」も必ずや打ち破ることができるはずです。
自分たちの未来を、自らの創意工夫と努力で切り拓く。地方の意欲的なチャレンジを、自由度の高い「地方創生交付金」によって、後押しします。
地方の発意による、地方のための分権改革を進めます。空き家や遊休地の活用に関する制限を緩和し、自治体による有効利用を可能とします。
故郷(ふるさと)への情熱を持って、地方創生にチャレンジする。そうした地方の皆さんを、安倍内閣は、全力で応援します。
(イノベーションを生み出す規制改革)
人工知能を活用した自動運転。その未来に向かって、本年、各地で実証実験が計画されています。国家戦略特区などを活用して、自動運転の早期実用化に向けた民間の挑戦を後押しします。

六 子どもたちが夢に向かって頑張れる国創り
(個性を大切にする教育再生)
我が国の未来。それは、子どもたちであります。
子どもたち一人ひとりの個性を大切にする教育再生を進めます。
先般成立した教育機会確保法を踏まえ、フリースクールの子どもたちへの支援を拡充し、いじめや発達障害など様々な事情で不登校となっている子どもたちが、自信を持って学んでいける環境を整えます。
実践的な職業教育を行う専門職大学を創設します。選択肢を広げることで、これまでの単線的、画一的な教育制度を変革します。

七 おわりに
子や孫のため、未来を拓く。
土佐湾でハマグリの養殖を始めたのは、江戸時代、土佐藩の重臣、野中兼山(けんざん)だったと言われています。こうした言い伝えがあります。
「美味しいハマグリを、江戸から、土産に持ち帰る。」
兼山(けんざん)の知らせを受け、港では大勢の人が待ち構えていました。しかし、到着するや否や、兼山(けんざん)は、船いっぱいのハマグリを全部海に投げ入れてしまった。ハマグリを口にできず、文句を言う人たちを前に、兼山(けんざん)はこう語ったと言います。
「このハマグリは、末代までの土産である。子たち、孫たちにも、味わってもらいたい。」
兼山(けんざん)のハマグリは、土佐の海に定着しました。そして三百五十年の時を経た今も、高知の人々に大きな恵みをもたらしている。
まさに「未来を拓く」行動でありました。
未来は変えられる。全ては、私たちの行動にかかっています。
ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何も生まれません。意見の違いはあっても、真摯かつ建設的な議論をたたかわせ、結果を出していこうではありませんか。
自らの未来を、自らの手で切り拓く。その気概が、今こそ、求められています。
憲法施行七十年の節目に当たり、私たちの子や孫、未来を生きる世代のため、次なる七十年に向かって、日本をどのような国にしていくのか。その案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を深めようではありませんか。
未来を拓く。これは、国民の負託を受け、この議場にいる、全ての国会議員の責任であります。
世界の真ん中で輝く日本を、一億総活躍の日本を、そして子どもたちの誰もが夢に向かって頑張ることができる、そういう日本の未来を、共に、ここから、切り拓いていこうではありませんか。
御清聴ありがとうございました。